酒に酔ってはいけません

 

わざわいのある者はだれか。
嘆く者はだれか。
争いを好む者はだれか。
不平を言う者はだれか。
ゆえなく傷を受ける者はだれか。
血走った目をしている者はだれか。
ぶどう酒を飲みふける者、
混ぜ合わせた酒の味見をしに行く者だ。

箴言23:29-30

 

聖書は概して飲酒には否定的です。
一滴も飲むな、とは言いません。
律法主義的な意味での禁酒を言うわけでもありません。
しかし、酒がもたらす不幸、危険、混乱について、
口を閉ざしてはいません。

酒、すなわちアルコールという化学物質について、
ウィキペディアを見ますと、
「毒性」という項目があります。
それによりますと、

アルコール飲料としてのエタノールは、
一度に大量に摂取すると酔いあるいは泥酔の状態になり、
恒久的な健康被害や死をもたらす。
また、発がん性リスク評価でGroup 1
(ヒトに対する発癌性が認められる)に分類されている。
毒性が問題になるアルコールには、
メタノールとエチレングリコールがあり、
これらは体内で代謝されて比較的強い酸を生じるため、
アシドーシスにより臓器障害を引き起こし、
最悪は死亡に至ることがある。
また、メタノールは代謝生成物により
失明を引き起こすことが知られている。

等々、書かれておりました。

聖書が酒に対して否定的であるのも頷けます。
神は私たちの霊肉の健康、
人生の祝福を願っているのですから、
それを破壊するものについて、
当然、注意を促すのです。

酒は「わざわい」「嘆き」「争い」
「不平」「傷」血走った目」のもとです。
対応には十分注意しましょう。

 

今、気をつけなさい。ぶどう酒や強い酒を飲んではならない。

士師記13: 4

 

また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。
御霊に満たされなさい。

エペソ 5:18

 

私が書いたことのほんとうの意味は、
もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、
貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、
酒に酔う者、略奪する者がいたなら、
そのような者とはつきあってはいけない、
いっしょに食事をしてもいけない、ということです。

1コリント5:11