私がこんなことを言うのは、人間の考えによって言っているのでしょうか。
律法も同じことを言っているではありませんか。
（第一コリント９：８）
「こんなこと」とは、兵士やぶどう園主や羊飼いが、その働きの実を得ると言う、
人間世界のごく当たり前の営みのことです（８）。
どのような仕事にせよ、人は、その働きに対して報酬を得る権利と資格があります。
これは単に「人間の考え」ではありません。
「律法」すなわち聖書も「同じことを言っている」のです。
働いて報酬を得ると言うのは、神様のお考えです。
主イエスも「働く者が報酬を受けるのは、当然だからです。」と言われました。（ルカ１０：７）
それゆえ、コリント教会の批判者たちが、私情から、パウロへの報酬を拒んだのは、
主イエスのみこころに反することでした。
この批判者たちを反面教師として学び、健全な教会形成をしていきましょう。