第一コリント 12 : 6

 

働きにはいろいろの種類がありますが、神はすべての人の中ですべての働きをなさる同じ神です。

(第一コリント12:6)

 

賜物にはいろいろな種類があるものの、
それらは同じ聖霊なる神から与えられます(4)。
また奉仕にもいろいろな種類がありますが、
それらを通してお仕えするのは同じ主キリストです(5)。
そして、働きにも様々ありますが、同じ神の働きであるとパウロは言います。

「働き」とは活動のことです。
伝道の働きがなされる、福音が伝えられる、教会が設立される、誰かがバプテスマを受ける、教会から伝道所が生まれる、海外に宣教師が派遣される、神学校が設立される、キャンプや修養会が行われる・・・
教会には実に様々な働き、活動があります。
それらの働きは、同じ神によるものです。
人は、働きのために神様に用いていただくことによって、誇りや喜びを覚えます。
こういうわけで、すべての活動、働きは、同じ父なる神によるものなのです。

以上、4~6節でパウロは、賜物、奉仕、働きについて、同じ神に結びついていることを示してきました。
興味深いのは、賜物は聖霊、奉仕は主(キリスト)、働きは(父なる)神というように、三位一体の神との関連で、主に仕えるクリスチャンの姿が描写されていることです。
私たちの救いも三位一体の神によりますが(父がご計画し、キリストが犠牲になり、聖霊が救いを受け入れさせれてくだだる)、
救われた後の教会生活も、三位一体の神との関係の中で導かれるのです。

聖霊からいただいたそれぞれの賜物を用いて、
主なるキリストにお仕えし、
父なる神のみこころをなしていくことができますように。