第一コリント 7 : 12

 

次に、そのほかの人々に言いますが、これを言うのは主ではなく、私です。
信者の男子に信者でない妻があり、その妻がいっしょにいることを承知している場合は、
離婚してはいけません。

(第一コリント7:12)

 

クリスチャン夫婦について主の命令を告げたパウロは、
続いて、一方だけがクリスチャンの夫婦について命じます。
まずは、夫がクリスチャンで、妻がノン・クリスチャンの場合。
この場合、奥さんが結婚生活の継続を望む限り、別れてはなりません。
その結婚を主のみこころと受け止め、大切にすべきです。
ところで、パウロは「これを言うのは主ではなく、私です」と言います。
この命令を主イエスが直接口にしなかった事の確認です。
イエスが直接言われたことでないとはいえ、イエスの御心にかなう命令であり、
主イエスのことば同様に聴くべき命令として伝えています。
ともあれ、クリスチャンの夫は、未信者の妻との婚姻関係を、
自ら積極的に解消することを考えるべきではありません。
むしろ、妻を主から与えられた貴い存在として、大切にし、
結婚生活の継続と祝福を希求すべきなのです。