第一コリント 7 : 7

 

私の願うところは、すべての人が私のようであることです。
しかし、ひとりひとり神から与えられたそれぞれの賜物を持っているので、
人それぞれに行き方があります。

(第一コリント7:7)

 

パウロの個人的な願いは、全ての人がパウロのように独身であることでした。
パウロはこの時、結婚していなかったのです。

ただ、彼がそれまで一度も結婚していなかったとは考えにくいでしょう。
というのは、ユダヤ人男性は余程のことがない限り、
結婚し、子供をもうけることが当然とされていたからです。
厳格なパリサイ派ユダヤ人として教育を受けたエリートのパウロが、
この定めに反して若いときを過ごしたとは考えられません。
パウロがある時期、結婚していたことは、確実なこととされています。

しかし、この手紙を書いている時は、結婚していませんでした。
男やもめだったか、信仰ゆえに妻に去られたか、いずれかでしょう。
パウロには今、独身のための賜物が与えられています。
しかし、全ての人にこの賜物が与えられているわけではありません。
ある人には結婚のための賜物が与えられているのです。

ひとりひとり、それぞれ賜物を持っています。
結婚すべきか否かの問題は、十把一絡げに扱うべきではありません。
神はそれぞれに賜物を与えておられます。

人それぞれに行き方があるのです。