第一コリント 4 : 2

 

この場合、管理者には、忠実であることが要求されます。

(第一コリント4:2)

 

管理者に求められるのは、主人に対する忠実さです。
管理者は、主人からいつも監督されているわけではありません。
主人は管理者を信頼し、ほとんどのことを任せ、時々チェックします。
そのような信任を受けた管理者ですから、その信に応えることが求められます。
神様から教会を任せられたパウロやアポロ、その他の教師たちもまた、
神の信任に応えるべく働かねばなりません。
彼らは「神の奥義の管理者」(4:1)ですから、
最優先事項は、神の奥義である聖書の教えを宣べ伝えることです。
それぞれが、賜物を生かし、「神の奥義の管理者」として働きます。

この原則は、信者全てに言えることです。
ペテロは同じ「管理者」ということばを、すべての信仰者について用いました。
「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」(Ⅰペテロ4:10)。
すべてのクリスチャンが神様から賜物を預かっています。
神の信任を受けています。
クリスチャンは、それぞれ与えられた賜物を用いて、神の信任に応えます。
それぞれの教会で、語る人は語り、奉仕する人は奉仕します(4:11)。

教師も信徒も、与えられた賜物を用いて、
神の奥義、神の恵みのよき管理者として、
神様のために、教会のために、忠実に仕えていきましょう。