第一コリント 6 : 15

 

あなたがたのからだはキリストのからだの一部であることを知らないのですか。
キリストのからだを取って遊女のからだとするのですか。そんなことは絶対に許されません。

(第一コリント6:15)

 

遊女を買うという不品行は、絶対に許されません。
クリスチャンはキリストのからだ、すなわち教会の一部だからです。
クリスチャンと教会は切っても切れない関係にあります。
不品行を行なうなら、自分を教会から切り取り、遊女のからだの一部にしてしまいます。
「そんなことは絶対に許されません」。

しかし、コリントのクリスチャンは、教会に属しながら、遊女を買って交わっていました。
それは彼らが、ギリシャの知恵を誇り、手放さなかったからでした。
魂よりも肉体を劣るとし、
魂が救われているのだから、肉体が何をしようが関係ないと考え、
抵抗感なく、肉体の罪を犯していたのでした

しかし、聖書は魂も肉体も神が造ったと教えています。
どちらも貴い被造物です。
肉体の罪を犯せば、その人の魂を脅かし、人生を揺るがします。
さらには、キリストのからだ、共同体である教会に影響を与えます。
それゆえ、パウロは「絶対に許されません」と戒めるのです。