第一コリント 9 : 21

 

律法を持たない人々に対しては、――私は神の律法の外にある者ではなく、
キリストの律法を守る者ですが――律法を持たない者のようになりました。
それは律法を持たない人々を獲得するためです。

(第一コリント9:21)

 

パウロは、差支えない限り、伝道する相手に自分をあわせました。
律法を持たない人々、すなわちユダヤ人以外の異邦人に対しては、
異邦人のごとく振る舞いました。
もちろん、異邦人の罪深い偶像礼拝や不道徳な生き方にあわせたわけではありません。
割礼や神殿での儀式などを求めず、自分自身もこだわらなかったのです。

クリスチャンとして、相手が誰であれ、どこの国であれ、譲ってはならないものがあります。
一方で、相手を獲得するならば、こだわる必要のないものもあります。
守るべきものを守りつつ、人々を主の下に獲得するために捨ててよいものは捨てましょう。