第一コリント 11 : 33

 

ですから、兄弟たち。食事に集まるときは、互いに待ち合わせなさい。

(第一コリント11:33)

 

これまでの「主の晩餐」に関する教えを踏まえて、パウロは結論を伝えます。
「食事に集まるときは、互いに待ち合わせなさい。」
当時の教会の食事は、ただの食事会ではなく、パン裂きに始まり、契約の杯に終わる、礼拝行為でした。
それはキリストの十字架と復活を覚え、これを宣教し、教会としての一致を体現するために、主が定めたものでした。
そのような大切な食事なのですから、きちんと時間を定め、互いに待ち合わせ、集まるべき人が集まっているのを確認してから、始めるようにとパウロは命じるのでした。
そうすることによって、「食事のとき、めいめい我先にと自分の食事を済ませるので、空腹な者もおれば、酔っている者もいるというしまつ」(21節)を回避できることでしょう。

主の晩餐は、一人で行うもの、各自が勝手に行うものではありません。
兄弟姉妹が前もって待ち合わせ、互いがそこにいることを確認して行うべきものです。
なぜなら、主の晩餐は、共同体的礼拝行為だからです。
それゆえ今日、多くの教会は、毎週であれ、月に一度であれ、年に一度であれ、
前もって主の晩餐を行う日時を定めているのです。
それは、主の晩餐が「互い」を尊重する場だからなのです。