第一コリント 3 : 12~13a

 

もし、だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、わらなどで建てるなら、
各人の働きは明瞭になります。

(第一コリント3:12~13a)

 

クリスチャンの土台は、イエス・キリストです。
しかし、その土台の上に立てられる建物(人生)は多様です。
パウロはここで、6つの建築資材を並べています。
一つ一つに意味があるというよりは、
「金、銀、宝石」に代表される価値あるものと、
「木、草、わら」といった無価値なもの、
という2つの分け方をしているのでしょう。

家を建てる人は、土台にふさわしい資材を、適切に組み合わせなければなりません。
クリスチャンも、キリストという土台にふさわしい資材を、適切に組み合わせることが肝要です。
では、人生を建て上げる資材とは何でしょう。
それを組み合わせるとは、何をすることでしょう。

「山上の説教」の最後に、
岩の上に家を建てた賢い人と、砂の上に建てた愚かな人の話がでてきます。
「山上の説教」に記されていることを聞いてそれを行うなら、
その人生は嵐にも倒れないが、
聞いても行わなければその人生はひどい倒れ方になると主イエスはおっしゃいました。
みことばという資材を用い、それを実践していくことで人生を建て上げていく。
これが、金、銀、宝石のように不朽の価値をもつ、人生の建て方です。