第一コリント 9 : 7

 

いったい自分の費用で兵士になる者がいるでしょうか。
自分でぶどう園を造りながら、その実を食べない者がいるでしょうか。
羊の群れを飼いながら、その乳を飲まない者がいるでしょうか。

(第一コリント9:7)

 

パウロとバルナバにだけ、給料を受け取る権利を認めなかった批判者に対し、
その権利が当然あることを、3つの例を話しながら、パウロは反論します。
兵士もぶどう園の栽培者も羊飼いも、その仕事から生活の糧を得ています。
同じように、教会の働き人も、その仕事に対する報酬を得て、生活する資格があるのです。

神のみこころを率直に語るパウロへの憎しみが、批判者たちの愚行を生みました。
根底に、神の教えに対する反発があると、よろしくない憎悪を生み、
冷静さを欠いた行動をしてしまうのです。

「しかし、もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります。
そのような知恵は、上から来たものではなく、地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。
ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。」

(ヤコブ3:14~16)