第一コリント 10 : 22

 

それとも、私たちは主のねたみを引き起こそうとするのですか。
まさか、私たちが主よりも強いことはないでしょう。

(第一コリント10:22)

 

コリントのクリスチャンが、偶像の祭りに気軽に関わりすぎていました。
教会で主の晩餐にあずかりながら、
地域の偶像の祭りの食事会に、何ら注意することなく参加していました。

パウロは、彼らが事の重大さを分かっていない、という前提で話をしてきました。
しかし、仮に彼らが分かったうえでやっているとしたらどうでしょう。
わざと神にとがめられるようなことをして、「主のねたみを引き起こそう」といった、
軽率さから行動しているのかもしれません。
親の気を引こうと、何度もテーブルからスプーンを落とす子供のように、
遊び感覚で、「神様に怒られるかな~?」ぐらいの気持ちで偶像に関わるとしたら、
相当の神の怒りがあることを知らねばなりません。
同じことをしても、不注意でするのと、わざとするのとでは、質が違います。
「まさか、私たちが主よりも強いことはない」のです。
人が神を挑発するような態度や心が仮にあるとすれば、
そのような愚かさを骨身にしみてわからせるために、
人の想像しえないような事柄を、神はその人の身にもたらすでしょう。
あえて神に怒られるようなことをする愚かさから、自分を守りましょう。