すべての物を豊かに与えて楽しませてくださる神

 

この世で富んでいる人たちに命じなさい。高ぶらないように。
また、たよりにならない富に望みを置かないように。
むしろ、私たちにすべての物を豊かに与えて
楽しませてくださる神に望みを置くように。

1テモテ6:17

 

お金は大切です。
それは、神が私たちの必要のために、
多すぎることもなく、少なすぎることもなく、
与えてくださるものだからです。
それによって、私たちは、神に仕えるのに必要な生活を
営むことができます。
もし、私たちが、お金を与えてくださる神ではなく、
お金そのものを頼りにするようになると、
道を外れてしまいます。
お金それ自体は、たよりにならないものだからです。
高ぶって、神をしりぞけ、代わりにお金に望みを置いた途端、
人生は不安定なものになります。
私たちは、お金を含め、すべてのものを豊かに与えて
楽しませてくださる神に望みを置くべきなのです。
いつ失うかもしれない富にではなく、
永遠に失われることのない神に望みを置き、
神が与えてくださる豊かな人生を楽しみましょう。

 

だから、わたしはあなたがたに言います。
自分のいのちのことで、何を食べようか、
何を飲もうかと心配したり、
また、からだのことで、何を着ようかと
心配したりしてはいけません。
いのちは食べ物よりたいせつなもの、
からだは着物よりたいせつなものではありませんか。

マタイ6:25

 

そして、自分のたましいにこう言おう。
「たましいよ。これから先何年分もいっぱい物がためられた。
さあ、安心して、食べて、飲んで、楽しめ。」』
しかし神は彼に言われた。
『愚か者。おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。
そうしたら、おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』
自分のためにたくわえても、神の前に富まない者はこのとおりです。」

ルカ12:20-21

 

しかし、あなたがた富む者は哀れです。
慰めをすでに受けているから。
いま食べ飽きているあなたがたは哀れです。
やがて飢えるようになるから。
いま笑うあなたがたは哀れです。
やがて悲しみ泣くようになるから。
みなの人がほめるとき、あなたがたは哀れです。
彼らの父祖たちも、にせ預言者たちに同じことをしたのです。

ルカ6:24-26