第一コリント 6 : 6

 

それで、兄弟は兄弟を告訴し、しかもそれを不信者の前でするのですか。

(第一コリント6:6)

 

わずか5節の間に6つの鋭い質問を発したパウロが、7つ目の質問をしています。
教会の兄弟姉妹が、未信者の前で互いに訴えあうとはどういうことか、という質問です。
クリスチャン同士の民事トラブルは、原則、当事者同士で、
それが難しい場合は、教会の誰かの仲裁によって、解決すべきなのです。
それなのに、コリント教会は、不信者の裁定にゆだねるという愚行をおかしていました。
教会はキリストのからだであり、キリストの愛によって赦された人の集まりですから、
キリストの愛と義の基準によって問題解決できる能力を有しています。

どのような問題であれ、簡単に世の基準や常識に照らして考えるのではなく、
世の基準よりも質の高い聖書の基準に照らして、聖霊とみことばによって、
考えるようにしましょう。