第一コリント 6 : 19

 

あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、
あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。

(第一コリント6:19)

 

クリスチャンのからだは、聖霊の住まい、聖霊の宮です。
「宮」とは神殿の中枢である至聖所(しせいじょ)のこと。
至聖所には年に一回、大祭司だけが入り、罪のために、いけにえの血を流しました。
そこには契約の箱があり、生ける神が臨在されました。
クリスチャンのからだは、この至聖所です。
それが意味しているのは、クリスチャンは、キリストの血によって聖別され、
神の前に出ることが赦され、神の臨在の器とされたということです。
そのような貴い神聖なからだを、不品行や悪や不正のために使ってはなりません。
神殿を汚すことになります。
「他人に迷惑をかけなければ、何をしようが自由」と言うことはできません。
なぜなら、「あなたがは、もはや自分自身のものではない」からです。
自分のものならば、自分の勝手に使って構いません。
しかし、神のものならば、好き勝手に使用する権限は私たちにはありません。
からだは「神から受けた聖霊の宮」です。あなたのものではなく、神のものです。
聖霊の宮であるからだを、神の栄光のために用いていきましょう。