私はあなたがたには乳を与えて、堅い食物を与えませんでした。
あなたがたには、まだ無理だったからです。実は、今でもまだ無理なのです。
(第一コリント3:2)
コリント教会のクリスチャンは、御霊を受けながら、聖書に聴き従わず、人間的な考え方、生き方を採用していました。
そのために、霊的成長が止まってしまいました。
ですから、パウロは止むを得ず、幼子に対するように接しました。
本来なら「堅い食物」を摂取すべきなのに、いつまでも「乳」を飲まなければならない、乳離れできない状態だったのです。
イエス様を信じれば救われる、という地点にとどまっているなら、霊的乳飲み子です。
そこから離乳食を経て、大人と同じ、堅い霊的食事を摂取しなければなりません。
我が子が、10歳、20歳になっても、母乳や離乳食を飲食していたら、どう思いますか?
神様も、私たちがいつまでも霊的乳飲み子であってほしいとは思っていません。
一歩一歩、聖書の御言葉に従い、成長し、堅い教えを理解することを期待しています。
クリスチャンの成長ののびしろは、限りがありません。
私たちは、さらに成長し、霊的・人格的に大人のクリスチャンになることができるのです。