この賜物について話すには、人の知恵に教えられたことばを用いず、御霊に教えられたことばを用います。その御霊のことばをもって御霊のことを解くのです。
(第一コリント2:13)
クリスチャンはこの世の霊ではなく、聖霊を受けています。
それは、まず、私たちが神様からいただいた賜物である救いを知るためでした(12節)。
さて、聖霊によって真理を知るようになったクリスチャンは、それを人々に伝えます。
すべてのクリスチャンは、神の賜物である福音を語り継げる、伝道者です。
聖霊を受けた人が真理を伝えてくれたので、私たちはクリスチャンになりました。
次は、私たちが周りの人々にお伝えする番です。
ことばを通して、日々の生活を通して、礼拝者としての姿を通してお伝えします。
その際、用いられるのは「御霊に教えられたことば」です。
すなわち、聖書のことばです。
「人の知恵に教えられたことば」ではありません。
聖書のことばを使わずに、福音をお伝えすることは不可能です。
「御霊のことば」(聖書のことば)によって、
「御霊のこと」(福音、神の知恵、神のみこころ)は解き明かされていくのです。
クリスチャンは、礼拝や学びを通して、
聖書のことばとその意味を知っています。
自分の今、知っている範囲でよいので、
それをもって、救いをまわりにお話ししていきましょう。