人がもし、何かを知っていると思ったら、
その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。
(第一コリント8:2)
私たちの知識には、完全ということがありません。
物事は、知れば知るほど、知らないことがその何倍も出てくる、というのが現実です。
そのことに目をつむり、自分は十分に知っていると思ってしまうと、
まだ知らなければならない多くの事柄を知るチャンスを失います。
知っているつもりになった人は、そこで成長がとまり、
大切なことを知らずに過ごしてしまいます。
完全に知っている、と言えるのは、神様だけです。
神の前に立つとき、人は自分の知識の足りなさを覚え、謙虚にさせられるのです。