女がかぶり物を着けないのなら、髪も切ってしまいなさい。
髪を切り、頭をそることが女として恥ずかしいことなら、かぶり物を着けなさい。
(第一コリント11:6)
一般的な習慣に逆らって、かぶり物(ベール)を着けないで礼拝に出ようとする女たちに対し、パウロは急所を突きます。
ベールを着けないというのなら、頭を剃ってしまいなさい、と言うのです。
女たちは、髪の毛を剃ることが恥ずかしいと思っていました。
しかし、ベールをつけないことは、神の前には同じことです。
どちらも、女らしくあることを否定することだからです。
それは神から与えられた性を否定することであり、神への反逆です。
神様を信じるということは、
神様から与えられた性別、人種、国籍、家、時代、住所地などをも、
感謝して受け入れることを意味します。
神はあなたに、それらを最善のものとして与えています。
もちろんそれは、その国、家、地域の罪をも受け入れ同調しなさい、ということでは全くありません。その逆であります。
しかし、あなたが今の状況で生きることは、神からの賜物です。
神がそれをよしとされているのです。
その中で、信仰者として生きるあなたを通して、神はご自身の栄光を現します。
ですから、与えられたものを感謝して受け取りましょう。
男性であること、女性であることを受け入れ、
男性は男らしくあることを、女性は女らしくあることを目指していくのです。