私は前にあなたがたに送った手紙で、不品行な者たちと交際しないようにと書きました。
(第一コリント5:9)
以前、パウロはこの手紙とは別に、コリント教会宛の手紙を書いていました。
その手紙は、今は失われていて存在していませんが、
その中で、パウロは不品行の問題をすでに指摘していたようです。
はなはなだしい不品行の罪を犯し、言われても態度を変えないクリスチャンとは
「交際しないように」と、パウロは教会に指示を出していました。
罪を犯したクリスチャンとの交わりが禁じられているのではありません。
禁じられているのは、罪を犯しながら、悔い改めず、誇り高ぶり、
開き直っている人たちとの親密な交わりなのです。
かたくなに主に逆らう心の持ち主と親しく交わることは、
その人の高慢な態度に同調することを意味します。
そのような交際をしないように、私たちも注意しましょう。