もし、あなたがたが信仰のない者に招待されて、
行きたいと思うときは、
良心の問題として調べ上げることはしないで、
自分の前に置かれる物はどれでも食べなさい。
(第一コリント 10:27)
市場にでまわっている肉を、それが偶像にささげられものかどうか、いちいち調べずに食べてよいように、
誰かの家に招待されて食事に出された肉についても、わざわざ調べる必要はありません。
それが「信仰のない者」からの招待だとしても、「自分の前に置かれる物はどれでも食べ」てよいのです。
これは偶像にささげられた肉だろうか、などと「良心の問題として調べ上げることはしないで」、
「行きたいと思う」なら遠慮なく招待を受け、食事の交わりを楽しみましょう。
もちろん、あきらかに偶像の神を囲んでの祭りの食事などであれば、
そもそも気軽に参加すべきではなく、食べるべきでもありません。
それは偶像礼拝に加わることであり、悪霊と交わることを意味するからです。
しかし、友人・知人宅での食事会であれば、問題ありません。
例えば、異教やカルトがからんでいる食品会社があります。
自分自身がそれをなるべく買わないといった対応をすることは自由です。
しかし、誰かからそれを食事に出されたり、いただいたりしたときには、
そのようなものは受けられないなどと教条的に拒絶するのではなく、
感謝していただいてよいのです。
その他、具体的に、自分自身のケースを想定して、どこまで良いのか、
日ごろから考えておくとよいでしょう。