第一コリント 10 : 11

 

これらのことが彼らに起こったのは、戒めのためであり、それが書かれたのは、世の終わりに臨んでいる私たちへの教訓とするためです。

(第一コリント10:11)

 

イスラエルの民は、神の恵みによって、エジプトの奴隷から救われたにも関わらず、
偶像礼拝、姦淫、神へのつぶやきといった罪を犯し、
その結果、多くの者が滅ぼされ、ある者は地に飲み込まれました。
「これらのことが起こったのは」、私たちへの「戒めのため」です。
起こった出来ことが「書かれ」、私たちが読めるように記録として残っているのは、
「私たちへの教訓とするため」です。
「世の終わりに臨んでいる」私たちは、終わりの時代に生きる者として、
神の裁きが近いことを覚えて、生き方に注意しなければなりません。
恵みによって救い出されたにも関わらず、
自ら滅びを招くような罪を重ねてはいけません。
イスラエルの民の失敗を反面教師として、
自分自身の言動や生き方に罪深い点がないか、いつも確かめながら歩みましょう。