なぜなら、妻よ。あなたが夫を救えるかどうかが、どうしてわかりますか。
また、夫よ。あなたが妻を救えるかどうかが、どうしてわかりますか。
(第一コリント7:16)
未信者の夫・妻が、離婚を望むなら、離れて行かせればよい。
それが、未信者の夫・妻をもつクリスチャンの、とるべき対応だと学びました。
16節では、その理由が記されています。
そのような結婚を続けても、相手がクリスチャンになるかどうか分からないからです。
結婚を伝道の道具にしてはなりません。
配偶者の救いのためだけに結婚を持続することは、みこころではありません。
相手は離れたがっており、神はそれを良しとされています。
そのような結婚にしがみつくのは、信仰者にとって良いことではないのです。
実際、大変な心身の負担を求められます。
「神は平和を得させようとしてあなたがたを召されたのです」(15)。
神は信者に幸せを与えようと、未信者の夫・妻が離れることを認めているのですから、
その導きにゆだねるべきです。
神は時には離別の痛みや悲しみを通して、信仰者を新たな祝福に導かれるのです。
もちろん、未信者の夫・妻が離婚を望まず、生涯連れ添うこともありますし、
さらには、救われるケースがあります。
いずれのケースも、神がクリスチャンを幸せにするための最善の導きです。
導きは人それぞれです。