次に、結婚した人々に命じます。命じるのは、私ではなく主です。
妻は夫と別れてはいけません。
(第一コリント7:10)
独身者についての勧めを終え、パウロは次に既婚者について語ります。
「結婚した人々」とは、夫婦共にクリスチャンという人々のことです。
この場合、決して別れてはならないというのが聖書の教えです。
これは「命じるのは、私ではなく主です。」とあるように、
迷う余地のない絶対的な命令です。
「わたしは、離婚を憎む」とイスラエルの神、主は仰せられる。
「わたしは、暴力でその着物をおおう」と万軍の主は仰せられる。
あなたがたは、あなたがたの霊に注意せよ。裏切ってはならない。
(マラキ 2:16)
互いにクリスチャンである場合、
相手を裏切って離婚することは、決してあってはならないことです。
それゆえ、人はその父と母を離れ、
ふたりは一体となるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。
こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。
(マルコ10:7~9)