地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、
主と、主に油をそそがれた者とに逆らう。
詩篇2:1
「主に油注がれた者」とは、ソロモン王のことです。
旧約聖書において、王・預言者・祭司は、
油を注がれ、任命されました。
それゆえ、ソロモン王は「油をそそがれた者」と言われています。
同時にこれは、ソロモン王の約100年後に来られる、
真に「油注がれた者(メシヤ)」であるイエスをも指し示しています。
イエスはまことの王、預言者、祭司として任命されたお方なのです。
そのメシヤに、結託して逆らう人たちがいます。
イエスは、ヘロデや兵士たち、パリサイ人、
律法学者、群衆から迫害されました。
闇は光を嫌うのです。
一方で神の民は、闇ではなく光に親しみを覚え、
光のほうに行きます。
光であり、油そそがれた方、
メシヤであるイエスに従う人の上に、
神さまの祝福が豊かにありますように。