第一コリント 5 : 7

 

新しい粉のかたまりのままでいるために、古いパン種を取り除きなさい。
あなたがたはパン種のないものだからです。
私たちの過越の小羊キリストが、すでにほふられたからです。

(第一コリント5:7)

 

パウロは、ひどい罪を犯し、なお悔い改めない人を、主のみこころに従って、除籍しました。
しかし、コリント教会はその処分を実行しません。その原因は「高慢」(6)いうパン種でした。
「新しい粉のかたまり」(真に新生したクリスチャンの教会)であり続けるためには、
高慢というパン種を取り除かねばなりません。
高慢は、信仰生活や教会の交わりを破壊します。
クリスチャンは、神の恵みによってパン種を取り除かれた人、罪を赦された人です。
そして新しい生き方の力の源となる聖霊を与えられた人です。
そのために、小羊キリストが、過ぎ越しの祭りのいけにえになぞらえられ、
十字架の上でほふられました。
この重みを受け止め、おごり高ぶり、高慢、傲慢という古いパン種を取り除きましょう。
へりくだって神の教えに耳を傾ける、という姿勢で生活していきましょう。