植える者と水を注ぐ者は、一つですが、
それぞれ自分自身の働きに従って自分自身の報酬を受けるのです。
(第一コリント3:8)
農作業は分業です。それぞれがそれぞれの働きをするときに、実が実ります。
と同時に、働きの内容は違っても、皆、一つのことに携わっています。
伝道の働きも同じです。
パウロ、アポロ、ペテロにはそれぞれ個性があり、得意分野と不得意分野があり、
それぞれ、自分に与えられた場所で、自分に与えられた働きをしました。
そのときに、神のわざとして、救われる人が起こされ、教会は成長していったのです。
彼らは表面上、異なった働きをしましたが、一つのことに力を結集したのです。
そして、それぞれが、自分の働きをし、働きに対する報酬を神様からいただきました。
働きも報酬も人それぞれです。
ある指導者は何人もの救いに関わり、各地に教会を生みました。
ある指導者はエルサレムに腰を据え、指揮をとりました。
ある指導者は、人間一人ひとりに深く関わり指導者を育てました。
ある指導者はすでにできあがった教会を引き継ぎました。
それぞれが、それぞれの労苦をし、それぞれの喜びを味わい、
それぞれの献身の生涯を全うしたのです。