第一コリント 2 : 14

 

生まれながらの人間は、神の御霊に属することを受け入れません。
それらは彼には愚かなことだからです。また、それを悟ることができません。
なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです。

(第一コリント2:14)

 

「生まれながらの人間」、すなわち罪人は、聖霊を宿していません。
ですから、聖霊に属すること、神様に関係することを受け入れません。

「受け入れる」とは「歓迎する」という意味です。
聖霊を宿している人は、聖書が示す救いや生き方を歓迎します。
この世の知恵や生き方、自分の判断基準よりも、聖書の示す生き方をよしとすることができます。

けれども、罪人にとって、聖書の教えは愚かと受け止められます。
ですから聖書のことも悟ることができません。
「なぜなら、御霊のことは御霊によってわきまえるものだからです」。
「わきまえる」とは「価値がわかる」という意味です。
聖霊によらなければ、誰も聖書の示す救いの価値を理解できません。

こういうわけですから、聖書を私たちが読み、理解し、受け入れ、その価値を認めることができるのは、聖霊によって、生まれつきの罪人から新しい人へと生まれ変わったゆえだといえます。
聖霊は、私たちが神を知ることができるように、聖書が分かるように、いつもサポートしてくださっています。
聖霊の助けをいただいて、聖書を通して、ますます神を知ることができますように。