人は自分の愚かさによってその生活を滅ぼす。
しかもその心は主に向かって激しく怒る。
箴言19: 3
ここに私たち罪人の姿が見事に描かれています。
罪人は自分の愚かさによって、生活を滅ぼしています。
人生に混乱や狂騒、不毛、不安定さを招いています。
それは罪人自身がそうしているのです。
それにも関わらず、罪人はそれを神のせいにします。
自らの罪を顧みることなく、
あたかも自分には責任がないかのように振る舞い、
あろうことか、神に向かって激しい怒りをぶつけるのです。
ところで、ここでいわれている「愚かさ」とは何でしょう。
そこで、ダビデは神に言った。
「私は、このようなことをして、大きな罪を犯しました。
今、あなたのしもべの咎を見のがしてください。
私はほんとうに愚かなことをしました。」
1歴代誌21: 8
ここでダビデは「愚かなことをしました」と言っています。
それは、「大きな罪を犯しました」と同意です。
罪を犯すこと。
それが聖書の言う「愚かさ」です。
十戒に代表される罪を犯すこと。
それによって、人は人生を滅ぼします。
人生の滅びから救われる道。
それは神の教えに耳を傾け、罪から離れることです。
ですから、愚かにならないで、
主のみこころは何であるかを、よく悟りなさい。
エペソ5:17
神の教えを求めるなら、神はあなたを愚かさから守り、
人生を滅びから救います。
人生には平和がおとずれるのです。
私は、主であられる神の仰せを聞きたい。
主は、御民と聖徒たちとに平和を告げ、
彼らを再び愚かさには戻されない。
詩篇85: 8