愛は人をねたみません

 

しかし、もしあなたがたの心の中に、
苦いねたみと敵対心があるならば、
誇ってはいけません。
真理に逆らって偽ることになります。
そのような知恵は、上から来たものではなく、
地に属し、肉に属し、悪霊に属するものです。
ねたみや敵対心のあるところには、
秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。

ヤコブ3:14-16

 

「ねたみ」とは、他人を羨ましく思い、
その分だけ憎らしいと思う感情です。
羨望と憎しみの入り混じり、腹立たしくなることもあります。
十戒に「欲しがってはならない」とあるように、
羨ましい、自分も欲しい、という感情は罪であり、
良くありません。
そこから、相手を憎々しく思う敵対心が生まれ、
心は乱れ、あらゆる邪悪な行いへとつながっていきます。
混乱や問題の原因をたどってみれば、
悪いのは他人ではなく、自分の心のねたみであることが
少なくないのです。
他人を羨ましく思うことはやめましょう。
そのような考えは、神から来るものではなく、
悪霊に属するものです。
小さなねたみから、敵対心、邪悪な行いが生じます。
他人を羨ましく思ったことを悔い改め、
神から与えられたものに満足する幸いな道を歩みましょう。

 

また言われた。
「人から出るもの、これが、人を汚すのです。
内側から、すなわち、人の心から出て来るものは、
悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、
欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、
これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。」

マルコ7:20-23

 

次の安息日には、ほとんど町中の人が、
神のことばを聞きに集まって来た。
しかし、この群衆を見たユダヤ人たちは、
ねたみに燃え、パウロの話に反対して、
口ぎたなくののしった。

使徒13:44-45

 

愛は寛容であり、愛は親切です。
また人をねたみません。
愛は自慢せず、高慢になりません。

1コリント13:4